1Q

第1クォーター。立ち上がり、静岡#21ハーラーがインサイドで得点を奪うも、山形#8村上が3Pシュートを沈めるなどし点の取り合いとなり、20-19で終える。

2Q

第2クォーター。前のクォーターに続き、拮抗した時間帯が続く。途中、山形#9岡島に3Pシュートを含む連続得点を奪われるも、静岡#37吉田の激しいディフェンスからペースを掴み自ら3Pシュートを沈め、38-48で前半を終える。

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3Q

第3クォーター。後半開始早々、静岡#0山田がオフェンスのギアをあげ、連続得点を奪う。対する山形は#3ベルの3Pシュートなどでリードを広げようとするも、終盤、静岡#37吉田がこの日3本目の3Pシュートを沈め、62-67の5点ビハインドで最終クォーターを迎える。

4Q

第4クォーター。静岡#0山田のフローター、#41加納の3Pシュートなどで71-72の1点差に迫ると、スティールから#21ハーラーのレイアップで逆転に成功する。ここから互いに譲らない拮抗した時間帯が続き、88-88の同点でオーバータイムに突入した。

EX

OT1。山形#9岡島にジャンプショットを決められるも、静岡#21ハーラーのフリースローでくらいつく。ところが山形#11白戸の3Pシュートなどで一気にリードを広げられ、最終スコア92-103で悔しくも敗れた。

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ファクンド・ミュラー HCコメント

今日の試合では3人の選手がプレーできておらず、少し不安な部分もありました。負けてしまいましたが、出場できるメンバーは、山形さんと同じレベルで最後まで上手く戦えていたと思います。 第2クォーターは、あまり良くない時間帯が続きましたが、後半しっかりと修正して良いプレーができていたと思います。課題としては、クロージング。最後の1分あたりでミスをしてしまい、相手に勝つチャンスを与えてしまいました。敗因はそこだけではないですが、ゲームメイク、そして今日よりもっと良いディフェンスをして、明日必ず勝ちたいと思います。

#0 山田安斗夢 選手コメント

山形さんとは、今リーグの中で順位が拮抗している相手ということもあって、どうしても勝ちたかったですが、今日の試合では、山形さんが良いところでシュートを決めていましたし、良いプレーをされていたと思います。 今シーズン、チームとしてOTで勝ちきれたことがない中で、今節も敗戦してしまいました。ただ、OTに入ったから負けた、というわけではなく、クロージングの部分や、対策してきたところを相手に上手く遂行させてしまったり、ケアしていた場面で良いシュートを打たせてしまうこともありました。全体的に共通認識を持って戦うことができなかったことが、敗因の一つだと感じていますが。正直、非常に残念です。 1試合を通して、共通認識を持って戦うこともそうですが、今シーズンの課題であるゲームのクロージングが大事だと思っています。それぞれがチームを勝たせてやるという気持ちを持って、今、このタイミングはどこで攻めるのが正解なのか考えて判断し、最後は自分で点を取ってやるっていう気持ちも忘れずに、明日、勝利を掴みたいと思います。

#41 加納誠也 選手コメント

山形さんは2点より3点を狙うことが多いチームで、今回の対戦に向けてスカウティングしている段階で、10本以上入ると勝つ傾向にありました。その中で、今日はスリーポイントで16本。今日の試合では、そこをしっかりと抑えようと言っている中で、対策していた部分をやられてしまったことと、ディフェンスでは、細かい部分が対応しきれなかったところが敗因に繋がったと思っています。 ゲームメイク、ゲームのクロージングがやはり年明け前から課題になっていると感じています。明日で前半戦(30試合)が終わり、バイウィークを挟んで後半戦になるので、しっかりと勝って後半のゲーム良い形で繋げられるよう戦いたいと思います。 年始に能登半島での地震が発生しましたが、このことに対して試合前に、選手、スタッフ全員と話をしました。今、日本で起きていること、僕たちが今日もバスケットができていること、試合が行えていることは当たり前ではないと、1人ひとりがその気持ちを持って戦うことはできたと思います。今、僕たちにできることは、必死に戦うことでもあり、試合終わりに募金を呼びかけたり、そういう姿、姿勢で、何か伝えられたらと思っています。被災された皆さんに対して、できる限りのことは積極的にやっていきたいですし、僕たちのプレーや行動で、元気を与えることができることもあると、その気持ちを持ってまた明日、戦いたいと思います。