日時：4月24日(日) 14:00 TIP OFF
場所：館山運動公園体育館(千葉県館山市)

アルティーリ千葉　109-106　ベルテックス静岡

１Q   15-17
２Q　17-28
３Q　32-20
４Q　26-25
延長戦  19-16

■BOX SCORE(B3リーグサイト)
https://www.b3league.jp/boxscore/?key=7400
 

ロスター

#1 大石慎之介、#2 東野恒紀、#6 大友隆太郎、#7 アレクシス・エールセネル、#12 福田陽平、#13 東祐太、#18 飛田浩明、#23 ライアン・ステファン、#25 ムッサ・ダマ、#37 吉田健太郎、#41 加納誠也、#92 村越圭佑
 

スターティング５

#6 大友隆太郎、#13 東祐太、#23 ライアン・ステファン、#25 ムッサ・ダマ、#37 吉田健太郎

 

ゲームレポート

第1クォーター。この日も互いに慎重なゲームメイクで試合に入っていく。開始から1:21、試合が動く。静岡#13東が3Pシュートを沈め、先制点を奪う。そのあとすぐにA千葉#9藤田に得点を挙げられるが、静岡#25ムッサがフリースローをきっちりと２本決め、静岡は上々の立ち上がりをみせる。さらに#25ムッサのミドルシュートが冴え、連続得点を挙げ、静岡のリードでゲームは進んでいく。途中交代で投入された#7アレクシスはこの日も軽快な動きをみせる。エンドラインを割りそうなルーズボールに飛び込み、コートにボールを戻すとすぐさまペイントエリアに飛び込みゴール下でパスを受け、得点を挙げる。
ところが、A千葉#30イバンに3Pシュートを含む連続得点を挙げられ、逆転を許してしまう。それでも静岡はタイムアウトでA千葉の流れを断ち、#25ムッサの連続得点で逆転、#41加納の3Pシュートで再び4点のリードを奪う。その後、A千葉#6小林に左ドライブからの得点を許すが、15-17の2点リードで第2クォーターに臨んだ。

第2クォーター。開始早々互いにファウルを犯し拮抗した展開となる。その中、開始から1:00。静岡#23ライアンが3Pシュートを決め、静岡がさらにリードを広げる。A千葉は、これ以上点差を広げまいと、厳しいディフェンスを仕掛けてくる。残り6:32、左ポストでパスを受けた静岡#23ライアンに合わせ、ペイントエリアに走り込んだ#12福田がゴール下で得点を挙げ、9点リードとなるとA千葉はたまらずタイムアウトを要求。それでも静岡の流れは変わらない。静岡#23ライアンが左ミドルポストからターンシュートを決めると、#7アレクシスが右45°から3Pシュートを沈め、この日最大の点差となる14点リードで前半のオフィシャルタイムアウトを迎えた。
タイムアウト後、静岡のオフェンスが加速する。#37吉田が左ドライブからのキックアウトに、左コーナーで合わせた#12福田が3Pシュートを決めると、立て続けに#12福田が3Pシュートを沈め、静岡に勢いがつく。ところが途中、A千葉#42ケビン、#11杉本に2Pを許すと、残り1:21には#30イバンにゴール下でバスケットカウントを奪われ点差を詰められる。それでも残り47秒、静岡#6大友が3Pシュートを沈めると、続けて#23ライアンがドライブから得点を挙げ、32-45の13点リードで試合を折り返す。

第3クォーター。立ち上がりに静岡#6大友がナイスディフェンスをみせる。右ミドルポストでA千葉#42ケビンがボールを受けたのに対し、静岡#6大友が素早い寄りでプレッシャーを与え、ボールを奪う。すると、直後のオフェンスで静岡#25ムッサが右コーナーからミドルシュートを決め、リードを広げる。ところがここからA千葉が猛攻をみせる。A千葉#11杉本が左サイドからのドライブで得点を挙げると、#24大塚、#30イバンに連続得点を許し、8点差まで詰められる。
ここから一進一退の攻防となる。A千葉#11杉本に2Pを許すと、静岡#7アレクシスの右ドライブに合わせた#25ムッサがハイポストからミドルシュートを決め、リードを守る。静岡#1大石も積極的に攻め、ゲームメイクをしながらもトップの位置からジャンプシュートを決め、チームに勢いをつける。残り2:52、静岡#13東が左コーナーから3Pシュートを決め、A千葉に流れを渡さない。ところが残り1:37、A千葉#10岡田が2本連続で3Pシュートを決め、3点差まで詰められると、#30イバンのフリースロー、#3山﨑にも得点を許し逆転される。それでも、静岡キャプテン#25ムッサのミドルシュートでリードを奪い、64-65の1点リードで運命の最終クォーターに臨む。

第4クォーター。序盤、静岡#23ライアン、#25ムッサが連続得点を挙げ、静岡がリードを広げると、A千葉はつかさずタイムアウトを要求。タイムアウト後、A千葉#10岡田にまたしても2本連続で3Pシュートを沈められ、一進一退の攻防となる。残り6:55、静岡#37吉田が右コーナーで3Pシュートを狙った際にファウルをもらい、与えられたフリースローを3本きっちりと決め、リードを守る。ところが、ここから静岡のファウルがかさむ。静岡#6大友、#25ムッサがパーソナルファウルを4つ犯してしまい積極的なディフェンスができないところをA千葉に攻められ、逆転を許してしまう。それでも残り4:44、静岡#37吉田がトップの位置からバスケットカウントで3Pシュートを沈め同点に追い付くと、与えられたフリースロー1本をきっちりと決めリードを奪う。
残り2:16、A千葉#10岡田が3Pシュートを沈めると、静岡#7アレクシスも3Pシュートを沈め、互いに譲らないオフェンスをみせる。その中、A千葉が動く。残り59.5秒、A千葉#42ケビンが3Pシュートを決め、3点のビハインドを許してしまう。それでも残り25.9秒、静岡#7アレクシスがトップからのドライブでファウルをもらい、与えられたフリースロー2本をきっちりと決め、88-87の1点差に迫る。
その後、A千葉#10岡田に与えたフリースローで3点差とされるが、静岡のラストオフェンスで静岡#23ライアンが3Pシュートを沈め、残り2.6秒で同点に追いつき、90-90で第4クォーターを終え、延長戦に持ち込んだ。

延長戦。A千葉のファーストオフェンスでA千葉#10岡田に3Pシュートを決められ先手を打たれる。静岡も食らいつく。静岡#7アレクシスが与えられたフリースローを2本きっちり決めるが、A千葉#10岡田に3Pシュートで取り返される。残り2:31、静岡#7アレクシスがロールから左レイアップを決めるも、A千葉に追い付くことができない。
その後、A千葉#6小林に対し静岡#7アレクシスが5つ目のパーソナルファウルを犯してしまい退場となる。さらに残り32.1秒、A千葉#11杉本に速攻を許し、6点ビハインドとされてしまう。直後、静岡のタイムアウト明け、静岡#37吉田の左ドライブで2点を返すなど最後まで攻め続けるがあと一歩及ばず、最終スコア109-106で悔しい敗戦となった。
 

ファクンド・ミュラーHCコメント

まずは、この二日間沢山の応援ありがとうございました。

前半については、本当に素晴らしい試合だったと思います。昨日のラストクォーターの続きのようないいゲームを展開できたと思います。そして全員が本当に良いデフェンスを遂行しA千葉さんを32点に抑えました。
しかし第３クォーターで流れが変わり、相手のオフェンスリバウンドやディフェンスがかなりアグレッシブになり点差を詰められ拮抗した展開となってしまいました。最終クォーターも拮抗した展開が続いていましたが、最後のポゼッションで#7アレクシスから#22ライアンへのアシストが通りスリーポイントを決め同点に追いつきOTに持ち込むことができました。OTではA千葉の10番岡田選手に後半だけで7本のスリーポイントを決められてしまうなど、そこに対して上手く守り切ることが出来ませんでした。それが今日の敗因だと思います。

今シーズンはあと2試合。最終節は素晴らしい対戦相手岡山さんと試合となりますが、我々は常に１つでも多くの勝利を求めて戦いますし、現在リーグ3位につけていますが、クラブ史上初めての3位を掴むために次節勝ちに行きたいと思っています。そのためにも最後まで熱い応援をよろしくお願いします！

 

#23 ライアン・ステファン 選手コメント

本当に悔しい結果です。確実に勝てる試合だったと思います。それ以外に言葉がないです。

第4クォーターラストプレーについては、ひとつ前のディフェンスでしっかりと守り切って、その後のオフェンスでシュートを決め切ることしか考えていなかったです。
そのあとのOTで、試合運びや選手個々の判断のところで少しつまずいてしまったことがこのゲームの敗戦だと感じています。

今回の結果を受け、まずは長崎さん、A千葉さん、そして岡山さん、プレーオフ進出おめでとうございますと伝えたいです。僕たちは残念ながらB2への昇格権はなくなってしまいましたが、残り2試合全力で戦いますので、ぜひ会場に足を運んで応援していただけたら嬉しいです。今節も沢山の応援ありがとうございました。

 

ゲームハイライト

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■“最終節”トライフープ岡山戦
4月30日(土)15:05 TIP OFF
5月1日(日)14:05 TIP OFF
場所：静岡市中央体育館



▼あのゲームを、あのプレーをもう一度！ゲームハイライトはベルテックス静岡公式YouTube「ベルチャン」
https://youtube.com/channel