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5/1(日)最終節DAY2 トライフープ岡山戦ゲームレポート

日時:5月1日(日) 14:05 TIP OFF
場所:静岡市中央体育館(静岡県静岡市)

ベルテックス静岡 93-83 トライフープ岡山

1Q   24-22
2Q 27-19
3Q 21-20
4Q 21-22

■BOX SCORE(B3リーグサイト)
https://www.b3league.jp/boxscore/?key=7416
 

ロスター

#1 大石慎之介、#2東野恒紀、#3 岡田雄三、#6 大友隆太郎、#7 アレクシス・エールセネル、#12 福田陽平、#13 東祐太、#18 飛田浩明、#25 ムッサ・ダマ、#37 吉田健太郎、#41 加納誠也、#92 村越圭佑

スターティング5

#3 岡田雄三、#6 大友隆太郎、#7アレクシス・エールセネル、#25 ムッサ・ダマ、#41加納誠也
 

ゲームレポート

DAY1は宿敵岡山を相手に終始拮抗した展開の中で最終スコア80-70で勝利した静岡。
DAY2なんとしてもシーズン最終戦を勝利で収めたい静岡の負けられない1戦。
 


第1クォーター。先制点を挙げたのは岡山。DAY1でも内外問わず得点を許してしまった#9川満にスリーを決めらてしまうも、その次のオフェンスで静岡#41加納が#7アレクシスのドライブに合わせアンドワンで得点を挙げた。残り8:39には、岡山#31クリストファーにリング下での連続ポイントを許し、リードを奪われてしまう。しかしここから静岡猛攻が始まる。#6大友、#7アレクシスのスリーで逆転に成功すると、続くファーストブレイクで#7アレクシスがリングへアタック、#25ムッサがオフェンスリバウンドで得点につなげる。その後も攻撃の手を緩めることなく#3岡田のパスに#25ムッサが合わせアリウープを決めると、会場のボルテージが一気に上がる。
しかし静岡の勢いはオフェンスだけにとどまらない。残り5:05には#7アレクシス、#3岡田が前線からプレッシャーを与えディフェンスでも魅せる。しかし岡山も#3前村、#4ジェフリーがスリーを沈め残り3:16、17-13と拮抗した展開が続く。残り2:08には静岡#25ムッサが厳しいマークを受けながらミドルショットを決め切り21-16。続く#92村越がミドルショットでアンドワンを奪うなど全員がアグレッシブなプレーを見せ24-22、2点リードで第1クォーターを終える。

第2クォーター。ここでも攻撃の手を緩めることのない静岡。序盤#37吉田、#41加納のスリーが決まり着々と得点を積み上げていく。残り8:00には#37吉田が得意のプルアップで相手のファウルを誘い出し、2本のフリースローを沈め32-24と点差を離しにかかる。その後も#25ムッサが連続ポイントを挙げ36-24と点差を12点に広げると岡山はたまらずタイムアウトを要求。タイムアウトあけ、静岡#3岡田が鋭いドライブを魅せる。このプレーは得点にはならなかったもののファウルを誘い出しフリースローを2本決めると、続く#25ムッサがアグレッシブなプレーで得点を挙げる。残り4:46、リードを15点にな広げオフィシャルタイムアウトを迎える。
オフィシャルタイムアウトあけ、岡山#9川満、#4ジェフリーにスリーを許してしまうも、直後、静岡#7アレクシスがコーナーからの鋭いドライブで連続得点を挙げる。その後も前線から#3岡田、#7アレクシス、そして途中出場#1大石がプレッシャーを与えミスを誘い出すと、そのままファーストブレイクに持ち込み、最後は#1大石が得点を挙げチームに勢いを与える。その直後のディフェンスでも#92村越、#1大石がダブルチームからスティール、ライン際のボールに#1大石が飛び込むなど粘り強いプレーを魅せ会場を沸かせ、51-41、10点のリードを奪い前半を終えた。

第3クォーター。後半スタートは岡山#90北条に得点を許す。ここから難しい時間帯が続いた。第3クォーター開始2分、静岡はなかなか得点を挙げられない状況であったが、キャプテン#25ムッサがオフェンスリバウンドから仲間にボールを繋ぎ、再度ボールを受けるとミドルショットを決めチームを牽引。しかし次のオフェンスで岡山#3前村、#4ジェフリー、#31クリストファーを起点に連続得点を許し相手に良い流れを奪われそうになる。
ここで流れを変えたのが静岡#41加納、武器とするスリーで得点を挙げると、残り3:30に再び#41加納がコーナースリーを決める。その後チームのディフェンスが機能しスティールからボールを奪うと、#7アレクシスが連続でファーストブレイクを奪い残り2:51、64-51と再び点差を突き放した。残り27秒には#37吉田がスリーを沈め72-61、11点のリードで最終クォーターへ。


第4クォーター。序盤から拮抗した展開が続いたが、試合を動かしたのは静岡#12福田。この日2本目のスリーを決めるも、直後岡山#16小堺にスリーで返されてしまう。しかし静岡が更にギアをあげる。残り5:50で#7アレクシスがスティールからファーストとブレイクに持ち込み、続く#37吉田が鋭いドライブで得点を挙げ残り4:53、83-69でオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウトが明けても静岡の勢いは変わらず、#25ムッサを起点に着々と得点を積み重ね、最後までリードを守り切った静岡。最終スコア93-83、クラブ史上最多来場者数1,595名を記録、シーズン最終戦を勝利で飾った。


 

ファクンド・ミュラーHCコメント

今シーズンとても良い時間を過ごすことができました。シーズン序盤はなかなか安定感のあるバスケットが遂行できず勝ち切れなかった試合もありましたが、2022年を迎えてから徐々に求めているバスケットが遂行できるようになり、シーズン終盤には18試合中17勝という結果も残すことができました。

目標としていた「B2リーグ昇格」は果たすことができませんでしたが、昇格を決めた長崎さん、またプレーオフに進出する千葉さん、岡山さんに対し勝利を収めることもできましたし、対等に戦うことができ、負けてしまった試合でも、あと一歩、という戦いをすることができたことは、高く評価したいと思っています。

そして何より、今日オレンジ一色に染まったこの会場で試合ができたことを嬉しく思っています。今日会場にお越しいただいた皆さま、そしてシーズンを通して熱い応援をいただいた皆さま、今シーズン本当にありがとうございました。

#7 アレクシス・エールセネル 選手

今日の試合ではスタートで出場しましたが、特にいつもと変わりはなかったと思います。いつの試合でも常にコートの中に意識置いているので、プレッシャーを感じるどころかすごく楽しみでした。

この試合はライアンはが出場できないという状況になりましたが、高さがない分、難しい試合になると思ってました。しかしそれを感じさせないくらい、加納選手や村越選手が身体を張って相手の外国籍選手をディフェンスし守り切ってくれたことが、一つ大きな勝因だったと思います。

シーズンを振り返ると、序盤はなかなか噛み合わない部分も多かったですが、シーズンを過ごしていく中で時間をかけて良いチームを作り上げられたと思います。来シーズンどうなるかわかりませんが、同じようなスタイルを貫くのであれば、もっと良いチームが作れると思っています。

初めて日本に来て、最初は馴染めるか不安でしたが良い仲間、スタッフ、ファンの皆さんに巡り合えたこと本当に幸せです。今シーズン熱い応援ありがとうございました!



 

#41 加納誠也 選手

今日のゲームについて、試合前のMTGでライアンが出場しないこと、その上でのゲームプランを伝えられスタートで出場しました。ライアンが出場できない分、高さが足りなくなるためインサイド中心にチームディフェンスで守り切るというプランでしたが、そこをしっかりと全員でカバーして守りきれた。オフェンスではアウトサイドシュートを決めきれたことが今日の勝因だったと思います。

個人的にも、ライアンがいない分、リバウンドに絡みディフェンスリバウンドは8本取れた。またオフェンスでは早い展開からアウトサイドシュートを決めきれたことについても良かったかなと思ってます。

僕自身も「B2リーグ昇格」を目標として2年前に静岡へ移籍してきましたが、今シーズンもそれが達成できなかったことは悔しいですが、今シーズン良いチームを創り上げられたと思っていますし、今日も沢山の方がこうして会場に足を運んでくれました。来シーズンこそ「B2昇格」を達成できると思っていますので、引き続きベルテックス静岡への応援をよろしくお願いします!今シーズン沢山の熱い応援、ありがとうございました!


 

ゲームハイライト






▼あのゲームを、あのプレーをもう一度!ゲームハイライトはベルテックス静岡公式YouTube「ベルチャン」
https://youtube.com/channel