このたび、ベルテックス静岡は、西伊豆町と「トレーニングタウン構築に関する協定」を締結したことをご報告いたします。
 

この協定は、ベルテックス静岡および西伊豆町の持つ資源を有効活用しながら、ベルテックス静岡が西伊豆町をトレーニング地として利用させていただき、選手と地域との交流を深め“夢を語れる人を育むまちづくり”の推進を図ることを目的としています。
 

主な連携事業

(1) 西伊豆町が所有する施設等の整備及びベルテックス静岡の利用に関すること
(2) スポーツの振興に関すること
(3) 子どもたちの健全育成に関すること
(4) スポーツを通じたにぎわいの創出及び経済の活性化に関すること
(5) シティプロモーションの推進及びシビックプライドの醸成に関すること
(6) 医療・福祉・健康長寿の増進に関すること
(7) 前各号に掲げるもののほか、“夢を語れる人を育むまちづくり”の推進に関すること
 

出席者

■西伊豆町 町長
　星野淨晋（ほしの じょうしん）様

■株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ
　執行役員コミュニティ事業本部長
　下出恒平

■ベルテックス静岡所属選手
　山田安斗夢／大石慎之介／岡田雄三／新川敬大／福田陽平／吉田健太郎／村越圭佑
 

西伊豆町 町長
星野淨晋 様

本日はご多用の中、ベルテックス静岡選手、スタッフの皆様におかれましてはご降臨を賜り心から御礼を申し上げます。

さて、西伊豆町は伊豆半島西海岸中央の東海道沿線から離れた場所に位置し、整ったスポーツ施設などがないことから、プロスポーツチームが当地を訪れることはなく、これまで町民の皆様は生でスポーツを観戦する機会はなく、プロの選手と触れ合う機会は少なかった様に思います。

そうした中で、この度静岡市を本拠地として活動する男子プロバスケットボールチーム、ベルテックス静岡様と、このようにトレーニングタウン構築に関する協定を締結する運びとなりましたことは、大変喜ばしい限りのことでございます。

これを機に、プロスポーツに触れる機会の少なかった地元の子どもたちが、選手との交流など通じ、町の第一総合計画で目標とする「夢を語れるひと」に成長すると共に、子どもたちの中から、将来ベルテックス静岡のユニフォームを着て活躍する選手が誕生することを心から期待して止みません。

その為に、西伊豆町はベルテックス静岡のトレーニングタウンとしれて、温泉や地元の食材や特産を活かした、選手の体力や技術の向上、また癒しを提供できる環境を皆様と一緒に構築できる環境を構築していきたいと考えておりますので、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

ベルテックス静岡の皆さんにおかれましては、今シーズン「ALL IN-すべてを、出しきれ。-」をスローガンにB3優勝・B2昇格を目標にしていると伺っております。先ほども申し上げました通り、シーズン前でのトレーニング期間は勿論、シーズン中もベルテックス静岡を町民一丸となって応援していきたいと存じますので、選手の皆様におかれましても全力で頑張っていただきたいと思っております。

結びに、ベルテックス静岡選手、スタッフ、ならびに関係者皆様のご健勝とご活躍を懸念いたしまして、簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございます。
 

株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ
マーケティング事業本部長
下出恒平

今回、西伊豆町と協定を締結させていただくこととなりました経緯としては、当クラブに所属しております、背番号１番 大石慎之介 選手（沼津市出身）、背番号3番 岡田雄三 選手（三島市出身）が静岡県東部出身ということなど、静岡県東部にはゆかりがある選手も在籍して入ることもあり、また、静岡県東部ではプロスポーツを間近で観る機会がない、どうにか東部の子どもたちにもプロスポーツに触れる機会を作りたいとの声が多数上がったこともあり、今回西伊豆町と協定を締結する運びとなりました。

ベルテックス静岡の選手たちは、オンシーズン、オフシーズン問わず、クリニック活動や地域貢献活動、キャリア教育講師派遣など、周りの皆さんからのオファーをいただければ積極的に参加し、行動してくれる選手が多く在籍しております。

そんな中で、現在新型コロナウイルス第7派と言われる状況ではありますが、我々としましては、withコロナという状況を踏まえながらバスケットボールを通じて更なる地域貢献や子どもたちの育成に関するアプローチをしたいと考えていたところご縁があり協定締結が実現いたしました。

今回の締結に関しては、西伊豆プロジェクトの皆様のご協力、ご支援がありましてこの場に立たせていただいております。本当にありがとうございます。

また、我々ベルテックス静岡は、ホームタウンとしている静岡市、そして先日、沼津市とスポーツを活かしたまちづくり・ひとづくりのためのフレンドリータウン協定を締結し、西伊豆町との協定締結が3つ目となります。西伊豆町とは、トレーニングタウンの構築というところで、協定書にある通りプロスポーツ選手がトレーニングをする為に様々な設備を揃えていただき、我々に限らず様々なプロスポーツ選手を大歓迎するまちづくりを進めていると伺っております。我々としても、できる限りの協力をさせていただきたいと考えております。

今後決まっていることとしましては、7月9日（土）に西伊豆町の小学生、高校生を対象としたバスケットボール教室を開催させていただきます。その後も、バスケット指導だけでなく、クラブも利用させていただきました「駿河湾フェリー」を利用し、東部地区の皆さんにもぜひ10月から開幕する試合へ応援にお越しいただきたいと考えております。

引き続き、関係各所の皆様と協力しながらトレーニングタウンを盛り上げていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

ベルテックス静岡
#1 大石慎之介 選手（沼津市出身）

西伊豆町とこのような協定を結べたことをとても嬉しく思っております。

僕や岡田選手も東部出身ではありますが、東部地区の子どもたちは本当にプロスポーツ選手と触れ合う機会は少なかったので、プロスポーツ選手となったいま、僕たちベルテックス静岡がもっともっと東部地区に足を運んで、地元の方々と交流ができる機会を増やしていきたいと思っています。

また、こうして西伊豆にきて自分たちもトレーニングできることがとても嬉しく思っていますので、一回きりと言わず毎年この地を訪れたいなと思います。
 

ベルテックス静岡
#3 岡田雄三 選手（三島市出身）

僕も学生時代は三島市や沼津市でバスケットボールに取り組んでいましたが、なかなかプロ選手と一緒にバスケットをしたり、プロの試合を観ることは少ないというような状況でした。

僕自身、昨シーズンからプロ選手として活動することを決め、ファンの皆さんやスポンサー企業の皆さん、関係者の皆さんのサポートしていただきながら、大好きなバスケットを続けてきました。だからこそ、オフコートの部分では、今度は僕たちが地域の皆さんや、地元の子どもたちの力になれるよう取り組んでいきたいと思っています。

今後は沼津市でも初めて試合が行われます。そこに向けて、東部地区の皆さんにもっともっとベルテックス静岡を知ってもらいたいと思いますし、今回は西伊豆町の皆様にご尽力いただき、このような協定を結ばさせていただけること、大変嬉しく思っていますし、西伊豆町にとどまらず、東部をはじめ静岡県全体にベルテックス静岡がスポーツを通じて、静岡を元気にしていきたいと思います。

今後ともベルテックス静岡への応援をよろしくお願いいたします。
 

今後の活動については、各団体のHPやSNS等で随時発信をして参ります。
ベルテックス静岡は、今後とも西伊豆町と連携を計り、より一層、静岡の子どもたちに夢や希望、そして笑顔を届けられるような活動を実現して参ります。