ALL静岡で成し遂げたB2昇格!! 2022-23シーズン終了のお知らせ
この度、本当に多くの方々の支えのおかげで、悲願のB2昇格という一つ目の大きな目標を達成することができました。あわせてクラブ創設4年目のシーズンを大きな怪我、事故なく終えることができましたことご報告させていただきます。これも偏に、いつもご支援ご声援を頂いておりますファン・サポーター・ブースターの皆様、スポンサー・パートナー企業とメディアの皆様、自治体やリーグや静岡県バスケットボール協会の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
岩手ビッグブルズ、そしてさいたまブロンコスのクラブ、選手、ブースターの皆様。3日間本当にありがとうございました。会場の雰囲気、選手の皆さんの気迫はさることながら、様々なご対応、ご配慮、お心遣いをいただき重ね重ね本当にありがとうございました。クラブを代表して厚く御礼を申し上げます。
最後、”B3優勝”こそあと一歩のところで掴み取れなかったものの、リーグ戦覇者の岩手ビッグブルズさんの圧倒的なAWAYの地で、チームは本当に最後まで静岡を代表し、ベルテックス静岡らしい気迫のこもったプレーを見せてくれました。この舞台に立てたこと、その舞台でここまで出し切ったことに誇りと自信を持ってもらいたいなと思います。本当によく頑張った!!
昇格を決めた今の気持ちを一言。
圧倒的な嬉しさ、達成感、というよりも、安堵の気持ちの方が大きいというのが本音です。
勝利という結果がついてきた、ということもあるかもしれませんが、運命を決する試合前の気持ちとは全く異なる気持ちであります。特にセミファイナルにおけるGAME3を迎える前の時間は、GAME2の試合の内容も重なり不安と緊張で居ても立っても居られない状態でした。多くのステークホルダーを巻き込み、今までの苦悩や葛藤、努力や情熱が報われない形になったらどうしよう。それでも選手は必ずやってくれる。気持ちが揺れ動き、こんなにも時間が経つのが長いと感じたことはありませんでした。
そんな不安を吹き飛ばしてくれたのは、セミファイナル、ファイナル共にAWAY会場まで駆けつけてくださったファン・ブースターの皆様、PV越しに応援してくださった皆様の熱い応援、熱量に他なりません。まるでHOMEさながら、コートで戦うチームの背中をどれだけ押してくれたか分かりません。
残念ながら会場に来られなかった皆さんの想いも、ヒシヒシと伝わっておりました。
まさに、静岡一丸となって成し遂げた昇格だと感じております。
あの景色は一生忘れることはありません。
2018.3.10当時B1リーグのA東京-SR渋谷の試合を立川立飛にて観戦し、そのエンターテイメントの可能性を初めて肌で感じた瞬間から丸5年。
たかが5年、されど5年。
到底一言では言い表せないほどの歓喜と苦悩、そして出会いと別れがありました。サッカー王国静岡にバスケなんて無理だ。スポーツはお金がかかる。大手上場企業がバックにいなければ絶対無理だ。あなたの経歴は?そんなパッと出のやつにできるわけがない。あなたのやり方には付いていけない。あなたとは方向性が違う。このチームで、こんな組織で結果が出るわけがない。などなど。
”どうせできるわけがない”を”どうしたらできるか”に変換し、都度壁を乗り越えてきました。どうして壁を乗り越えて来れたか。そこにはいつも、その時必要な仲間がいてくれました。助けてくれました。
私は完璧なリーダーではないと自分では思っています。
優柔不断で、気が弱く、圧倒的なリーダーシップも持ち合わせていないのかもしれない。
しかし、純粋に”静岡をもっと良くしたい” “50年先も子どもたちが誇れる街にしたい”しいては、静岡を”スポーツで、日本一ワクワクする街へ”というビジョンだけは馬鹿の一辺倒のように言い続けてきました。
ファイナル、セミファイナル共に、選手たちがワクワクした表情でコートで躍動し、静岡の想いを背負ってプレーする一挙手一投足に心躍るように、ファンの方々が応援してくださっている姿を見て改めてベルテックス静岡というチームが生まれてよかったなと感じました。共に育て、共に喜びを分かち合い、共に地域に誇りを持てる姿はきっとこれから先も脈々と続いていくと思います。50年先も誇れる街へ。これがゴールではなく、あくまで歴史の1ページ。
『スポーツで日本一ワクワクする街へ。』これからも共に、成長し歩み続けましょう。
今シーズン本当にありがとうございました。
株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ
代表取締役社長 松永康太