VELUNAディレクター退任のご挨拶(AKI)
いつもベルテックス静岡への温かい応援ありがとうございます。
この度、VELUNAディレクターのAKI氏が今シーズンをもって退任することとなりましたので、お知らせいたします。
AKI氏には、2019-20シーズンのクラブ発足時よりアドバイザー、そして2022-23シーズンはディレクターとしてご尽力いただきました。
なお、今後は、VELUNA YOUTHのヘッドコーチとして、引き続きご指導いただきます。
AKI氏ご挨拶
ベルテックス静岡、ベルーナを応援いただいている皆さまへ
2022-23シーズン ベルーナディレクターを務めさせていただいたAKIです。
今期をもちまして、4シーズンお世話になったベルーナのディレクションから退かせていただくことになりました。
未熟な点も至らなかった点も多々あったかとは思いますが、無事に発足からB2昇格という記念すべきシーズンまで任期を全うすることができましたのも、クラブやメンバー、ファンの皆様からの温かなお気持ちや支えがあればこそのものと実感しております。
思い返せば、男子プロバスケチームができるという新聞の小さな記事を母が見つけ、やがてベルーナとなるチームの発足についてお話をいただいたのは2018年のクリスマスシーズンでの渋谷。私の父が他界してUターンをすると決めていた時期でした。
初年度から3シーズンに渡って活躍した元ディレクターのNaokoさんと共に、チーム名や衣装、コンセプトなどを夜とも朝とも言えるような時間まで電話したことを、つい先日のことのように覚えています。
マスク有りチアリーダーなんてジョークでしょ?なんて笑ってしまうくらい想像もつきませんでしたが、受け入れざるを得ないことが普通になっていく変化や、変わっていくモノゴトの流れに順応することは、この4年の間にギュッと詰まっていたようにも思い、「頭を柔らかくしながら立ち向かう」という学びになりました。
新型コロナウイルスの脅威が襲って社会の流れが止まっても、いつも頭にあるのは「ファンの皆さんが離れていったらどうしよう…」「ベルーナどうしよう…」でした。専属チアの指導者というのはそういう生き物で、今のベストって何?を常に考えるものです。そんな生活が10年。これから頭が切り替えられるのだろうかと不思議な感覚になる時もあります。
たくさんの振り付けをさせていただき、たくさん笑って泣いて、たくさん悩み、たくさんの愛情をいただきました。
微力ではございましたが、大好きな生まれ故郷に少しでも恩返しすることができたなら私は幸せ者です。
今後は、4月に始動したVELUNA YOUTH(ベルーナユース)の指導に力を注いで参ります。
次期ベルーナディレクターには頼もしく素晴らしい方が就任されますので、「ベルーナ×ベルーナユース×スクール」が手を取り合って、チアリーダーパワーでベルテックス静岡の更なる飛躍の後押しができればと思っております。
引き続き、皆様からの温かい応援をよろしくお願いいたします!
最後になりましたが、ベルーナを通して出会った20名を超す静岡の輝く女性(チアリーダー)たち、幾つもの苦難を共に乗り越えてくださったファンの皆さまとの絆は宝物そのものです。
本当にありがとうございました。
廣瀨彰子(AKI)
松永康太代表取締役社長コメント
AKIさんを一言で表すならば、『パワフルワンダーウーマン』。
二人の子を育てながら、旦那様の事業を手伝い、ベルーナのディレクター、チアスクールコーチ、さらにベルーナ ジェネレーションズでは自らも舞台に立ち華麗でキレキレなダンスを披露する。
全てを両立するための事前準備、端的なコミュニケーション、組織マネージメント。彼女にはきっと『できない理由』など存在しない。
常に刺激をいただく数少ない戦友とも言える存在ですし、これからもその関係は変わることはありません。
立ち上げ期の苦労から語り始めたら、涙なしでは語れないほど多くの思い出がフラッシュバックされてきます。
しかし、これがお別れではないので、クラブを代表して一言。
『4年間、本当にお疲れ様でした』。
今は少しだけ肩の荷を下ろしゆっくり休んでください。
AKIさんのことですからまたパワー全開で人一倍頑張りすぎてしまうと思いますが、引き続き静岡の輝く女性(チアリーダー)たちの鏡として輝き続けてください。
株式会社VELTEXスポーツエンタープライズ 代表取締役社長 松永康太