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第20節(2/1-2 青森戦)の見どころ

今節は11月にアウェーの地で1勝1敗となった青森ワッツとの対戦。前節、DAY1は惜しくも8点差で敗れるも、DAY2は前日の敗戦からカムバックし10点差で勝利する結果となった。 速いテンポでのバスケットが特徴で、勢いを与えると止まらない青森ワッツ。ベルテックス静岡の超攻撃的チームディフェンスで相手の攻撃を抑えることができるかが勝利の鍵となる。

ゲームの見どころ

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今節は、11月に激戦を繰り広げた青森ワッツとの再戦。青森は福井、信州、鹿児島などの上位チームにもそれぞれ勝ち星を上げており、強豪犇めく東地区でプレイオフのワイルドカード枠を争うチームとして5位につけている。ディフェンスからの速攻で得点を生み、爆発力のあるオフェンスを武器としており、前回対戦のGAME1でもそのオフェンスを止められず、1Qから12点差が開いてしまい流れに乗り切れず敗戦となってしまった。
静岡の勝利に必要なポイントは、ペースを落とさせることである。青森は1試合での平均ポゼッション数(PACE)、つまりオフェンスを行う回数がリーグ1位の78.5回を記録している。これは平均スティール数がリーグ1位の8.9本からもわかるように、自分たちの得点機会を相手から奪い取ることに長けていることを示している。さらに速攻からの得点(FBPS)はリーグで2番目に多く、直接速攻につながってしまうようなターンオーバーは避けたい。ターンオーバーが多い静岡としては、1回1回のオフェンスを大事に攻めて少しでも多くショットを放ちオフェンスを終えたい。
さらに、昨シーズンも青森で1試合平均19.0点を残していたパトリックアウダ選手が1月に加入している。昨シーズンにホームで対戦した際も2試合とも20得点超えと支配的な活躍を残している。11月対戦時よりもパワーアップした青森に対し、ホームでの2連勝に向け静岡らしさ全開のパフォーマンスで試合に臨みたい。

Pick Up Players

ベルテックス静岡

#0
山本愛哉選手

12月末から特別指定選手として加入した山本選手は、プロデビュー2試合目の山形戦GAME1から短い出場時間にもかかわらず、3ポイント3本を含む11得点と大きなインパクトを残している。現在は鍋田選手の離脱もあり、控えPGとしての役割を任されている。163cnとBリーグ最低身長ながらに、スリーポイントでの得点や巧みなハンドリングと持ち前のスピードで観客を魅了する。今節も青森のディフェンスを掻き乱すような華のあるプレイを期待したい。

#70
フィン・ディレイニー選手

得点ではチームトップの1試合平均15.1得点を残し、アシストでも岡田選手に次いで3.1本とオフェンスで多大な影響をもたらしている。フィン選手は怪我で離脱していた時期があるが、出場した20試合を見ると13勝7敗と勝率にも大きく影響する選手なのが分かる。怪我からの復帰後はさらにパフォーマンスを上げ、直近6試合では平均21.2得点とスコアリング面での貢献度がさらに増している。リバウンドやルーズボールに果敢に飛び込む泥臭さもあり、ディフェンスでの貢献にも注目したい。

青森ワッツ

#12
池田祐一選手

池田選手は、帰化選手を除いた日本人選手の中でリーグ1位の平均12.7得点を残しながら、アシストでは2位の選手と大きく差をつけて8.8本で1位を独走している。主要スタッツのうち2項目で2桁数値を記録するダブルダブルというスタッツを池田選手は得点とアシストで今シーズン既に7回も記録している。このリーグトップクラスのオフェンス力はハイペースな青森のバスケットの起点となっている。静岡の前回対戦GAME1では14得点8アシストで青森の勝利に貢献している。静岡としては青森のオフェンスを機能させないために池田選手を封じ込められるようなチームでのディフェンスが必要となる。

#22
マックスヒサタケ選手

マックス選手は平均19.0得点、リバウンド11.5本は共にリーグ3位を記録しており、青森のインサイド支える一角。さらにスティール2.3本でリーグ1位、ブロック1.3本でリーグ6位と個人スタッツを量産している。12月22日の神戸戦GAME2ではいずれもキャリアハイとなる32得点24リバウンド6ブロックとモンスタースタッツを叩き出している。高い身体能力を活かした豪快なダンクも魅力の1つ。青森のハイペースなバスケに勢いを与えないために簡単にはダンクを許さない辛抱強いディフェンスが求められる。

ANALYZING/WRITTING : ベルテックス静岡インターン 山梨聖覇