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【公式】ベルテックス静岡/VELTEX SHIZUOKA

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第26節(3/14-15 奈良戦)の見どころ

12月のアウェーゲームで対戦したバンビシャス奈良をホームに迎えての再戦。前回対戦時には、DAY1では82-67、DAY2では79-76で2連勝となった。どれだけリードをつくろうともタフに戦い続ける奈良。さらに、B2上位の平均得点を誇る #44 シャキール・ハインズも所属している。最後の最後まで、どれだけ高い集中力を保って「超攻撃的チームディフェンス」を遂行できるかが勝利への鍵となる。香陵アリーナでの2勝を飾るべく、オレンジ色に染まったアリーナでたくさんの声援を送っていただきたい。

ゲームの見どころ

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今節の対戦相手は、現在西地区5位でワイルドカード枠でのプレイオフ出場を目指すバンビシャス奈良。今シーズンは12月にアウェイで対戦していて静岡が2勝を上げている。GAME1は1試合通して強度の高いディフェンスを続け各クォーターを20点以下に抑え、ゲームハイ19得点のジョン選手を中心にチームで82点を上げ勝利した。GAME2も序盤から順調に試合を進め、3クウォーター終了時点で24点差が開いていた。しかし、試合終盤に奈良が怒涛の連続スリーポイントで追い上げを見せ一時2点差まで詰められてしまった。静岡は何とか逃げ切り勝利を収めたが、どんな相手でも40分間同じ強度で闘い続け、勝つべき試合を落とさないよう試合を締めくくりたい。
奈良は強豪との試合が続いた12,1月の期間で3勝14敗と負けが混んでしまったが、2月に入ってから直近の試合までで9勝3敗と調子を上げている。現在は今シーズン最長となる4連勝でさらに勢いに乗っている。チームの特徴としては、平均失点がリーグ6位の80.0点とディフェンシブなチームであるが、オフェンスでは3P%がリーグ2位の34.7%と試投数は多くないものの効率よく3Pを沈めてくる。
静岡の勝利の鍵を握るのはインサイドの攻防である。リバウンドやペイントエリア内の得点を比較すると静岡が優位というデータも見られ、特にオフェンスリバウンドは静岡13.4本(リーグ3位)、奈良10.4本(リーグ14位)と大きくリードしている。半分近くのシュートが外れてしまうバスケットボールにおいてオフェンスリバウンドはもう一度自分たちの攻撃の権利を奪い取る貴重なプレイである。ゴール下で身体を張るインサイドプレイヤーはもちろん、ルーズボールに果敢に飛び込む選手たちにも注目したい。
静岡は前節、西地区首位の福岡に痛い連敗を喫してしまった。プレイオフをホームで開催するために、ここからはさらに負けられない闘いが続くこととなる。シーズン終盤に向けてもう1度上昇気流に乗せるためにも、まずは連敗という悪い流れを断ち切ってホームでの連勝を飾りたい。

Pick Up Players

ベルテックス静岡

#26
アンガスブラント選手

静岡のインサイドを強靱な肉体とメンタルで支えるベテランビッグマン。リーグトップクラスのディフェンスを誇る静岡のゴール下を守るリムプロテクターとしてチームに大きな影響を与えている。自分よりも身体の大きい選手相手にも臆せず身体を張り、ボックスアウトからリバウンドまで役目を全うして貢献度の高い選手。
平均得点は9.4点とベンチからの得点源としても安定したスコアリングを残している。2月から3月の間には7試合連続の2桁得点を記録している。ゴール下で粘り強くスコアする場面や周りの選手と合わせた動きからダンクする場面などペイントエリアのシュートがほぼ全てのアンガス選手だが、ディフェンスを背負いながら柔らかいタッチで放たれるブロック不可のフックシュートは個のスキルで得点できる静岡の武器である。
直近5試合のスタッツを見てみると平均得点12.2点、平均リバウンド10.4本でベンチからダブルダブル(スタッツの2項目で2桁を記録する)を平均スタッツで残している。その中でも平均オフェンスリバウンド3.6本は奈良相手にインサイドで優位に立つためにも大事な指標となる。ボールを持っている時だけでなく、オフボール時のスクリーンやボックスアウトの徹底ぶりにも注目していきたい。

バンビシャス奈良

#44
シャキールハインズ選手

得点とアシストの両方でチームをリードしているオフェンスの軸とも呼べる選手。平均得点はリーグ3位の18.5点、アシストはリーグ9位の3.6本とオフェンス力が高いだけでなく、身体能力を活かしたディフェンス力も持ち合わせている。
前回対戦のGAME2では3P4本含む16点に加え、アシスト6本、リバウンド9本とオールラウンドな活躍を見せた。静岡が試合終盤に2点差まで詰まられるほどの流れを作るきっかけとなったのもハインズ選手の3ポイントからであった。過去のシーズンには1人で47点を残した試合のように爆発力もあるため、勢いに乗らせないために気持ち良くシュートを打たせないようなディフェンスで圧力をかけていきたい。
直近8試合のうち6試合で20得点以上を記録しており、その間に奈良はチームとしても7勝1敗。さらに、今シーズンでハインズ選手が26得点以上残した試合は7勝0敗とハインズ選手が試合の結果に与える影響は大きいと考えられる。まずは20点以下に抑えることを1つの指標として、ディフェンシブな静岡がどこまで抑えられるかが鍵となる。

ANALYZING/WRITTING : ベルテックス静岡インターン 山梨聖覇